簿記2級を受けて
今回は「勉強を始めよう」第一弾として簿記2級を受けた事に関して書こうと思います。
【目的】
①メーカー勤めとして自社製品の原価がどの様に計算されているのかを知るきっかけとして
⇒2級からは原価計算を学ぶ、私はメーカー営業でありながら自社製品の原価計算がどの様になされているのか知らなかった。そして自社では原価がはっきりわからないという加減さに呆れておりいったいどうなっているのかと気になっていた。大まかな単価に翌月にならないと決まらない人工賃、計算方法がわかれば少しは理解できるのではないかと考えた。
②自分でプロジェクトや事業を立ち上げるときに原価計算が出来た方が良いのでは?と思った
③今後いろいろなことを勉強していく上でまず目の前にあることを勉強しようと思った
【計画】
2018年11月から勉強を始め約4ヶ月後の2月24日受験することしました。
それ以降は現職の仕事の都合上勉強時間が取れなくなりがちなため、期間を逆算して4ヶ月がギリギリがギリギリと踏んでの計画。(これが後にふこu…)
【11月~12月末:商業簿記】
いざ始めてみると、私が3級を受けたのが5年も前であり、大まかなところ以外はほぼ忘れていた。
これは結構ショックであったが普段では使うことが無く、自社や新規取引先の財務諸表を見たりする時くらいにしか使わなかったからだろう。思ったいたより量が多かったことで少し苦労したがほぼ予定通り進み商業を終え工業に入ることが出来た。
【1月~2月初:工業簿記】
工業に入ったとたん妙にモチベーションが上がり(メーカー勤めのせいなのか?)、原価の部分は予想以上に頭に入った。なかなか良い調子だった。
しかし、ここで年始の多忙が重なってしまい2週間程度の遅れが生じてしまう。。。
【2月中旬:工業簿記】
やっと、商工問題集に手を付けた頃には試験まであと2週間!ピンチ!ヤバい!
本当に必死で問題集を解き、答え合わせをし、間違えた部分は再度やり直しを毎日毎日仕事終わりに即帰宅し繰り返した。
この時期はさすがにジムの時間もほぼ取れず時折筋肉が疼いていた(笑)
【試験当日】
結局、付録の模試は2回しか出来ず、全体的に最低限の勉強で終えることになった。
本当に久々に緊張感を味わった。(普段仕事でどれだけ緊張しない事しかしていないのかがよくわかる)
試験開始と共に問題を流し見る。。。。。。。ヤラレタ
完全に盲点だった、いや手を付けられなかった部分が出てきた。
意表を突かれ慌てふため、隣の女学生は淡々と説いている様子だ。
「と、とにかく出来るところからやっていかなくては!」
仕訳問題や株主資本変動計算書、工業の補助部門配賦問題、そして等級別総合原価計算。これらは満点とはいかなくとも何とかクリア出来たのではなかろうか…
残りの「2支店連結精算表作成」実際には特別なことがあるわけではない、しかし、焦った私は思考停止状態に入ってしまい分かるものもわからなくなっている状態で試験を終えた。。。
結果発表は3月以降。あまり期待はせずに待とうと思います。
最後に、今回お世話になった教科書と問題集を紹介したいと思ます。
(私に紹介されても嬉しくないかもしれないが…)
3級の時に使って合格出来たことでリピーターになった本です。
滝澤ななみさんの【みんなが欲しかった 簿記の教科書】
とても見やすく丁寧な説明、細かな疑問点にも対応していると思います。
もっとしっかり勉強できていれば自信をもって試験を受けられたのではないだろうかと感じています。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。